電動バイクに使われているリチウムバッテリーの判別方法
国内で一般的に言われている
リチウムイオン

1セルの電圧 3.7V

リチウムフェライト
1セルの電圧 3.4V

リチウムポリマー
1セルの電圧 3.2V

※一般的電圧です+−0.1V程度の誤差はございます。


この様にセルの数からそのリチウムの判別が出来ます。
例:15セルで48Vの一般的リチウムイオンは存在しません、それはポリマーです。

 残念ではありますが、今はユーザー様が賢くならないといけない時代になってしまったのです。

マーチ車両に関わらず、電動バイクに関する質問等、お気軽にお問い合わせください。

電動バイク事情


電動バイク事情1
 電動バイクにおいては中国が生産量、利用者数ともに世界をリードしております。
日本国内のメーカーは元より海外のメーカーもその生産の一端を中国に依頼していることが現状です。
その中国においてはどうなのか?中国の電動バイクの法定速度は20キロであります。また安価なものはバイクとは言わず自転車と称そうされております。
そのためブレーキは自転車並み、車両の直進性も考慮されておりません。(これは間違いではありません上記理由からこの性能で十分なのであります)

 では高性能な物が出来ないのか・・・?    そうではありません。
01CTのモーター


 彼ら曰く、殆どの企業やユーザーが求めているのは値段であり、良いものを作っても売れないと言うのであります。彼らの言っていることは中国国内事情では正論なのです。(一部日本企業にもこの傾向があることは残念に堪えません)
中国において電動バイクは消耗品なのです。中国において電動バイクの一般サイクルは2年、バッテリー交換時に車両を変えるのが一般的なのです。
日本人とは根本的な違いがここにあります。
日本人は古来よりものを大切にする習慣があり、エンジンバイクにおいてもその平均所有年は5年と言われております。
マーチはこの平均所有年5年を見据え、それ以上の維持が出来る車両つくりに従事しております。



電動バイク事情2
 自動二輪の電動車でツーリングとなると、まずバッテリーの積載重量の問題(車重150kg以上)、出力特性(モーターの特徴で急発進)の問題とあり非現実的であります。
 マーチの考える電動バイクは原付第一種車両であります。このカテゴリーは所有者が主に足としていており、近距離移動(弊社アンケートでは片道10〜15キロ未満)であり、最高速も30キロ規制、積載重量も30キロであり、これらの条件をマーチはクリアーしております。




バッテリー事情1(種別)
 一般的に電動バイクに使われておりますバッテリーは鉛蓄電池であります。これは自動車に使われているものと同じで繰り返し充電が出来、扱いやすく信頼性のよいバッテリーです。これをシリコンなどで固形化したものも御座いますが、通常物を固形化しただけの似非バッテリーも存在します。
本物の鉛固形バッテリーには安全バルブがございます。


軍事バッテリーとしても鉛を使用している点からもその安全性と信頼性は折り紙つきです

 現在評判のリチウムバッテリーには多くの種類が存在します。
これらのリチウムには非常に危険なものも存在します。
リチウムバッテリーは原子が−から+に移動する際に表面が剥離し熱を発します。これが携帯電話などで実感される熱でございます。多くの事故報告からもその危険性が伺えられます。
近年では、EV自動車の出火リコール、ジェット機の問題、万が一の無いようにチェックしています大手であってもこの様な事例が起こるのがリチウムバッテッリーです。バッテリーの容量、電圧が大きくなるにしたがってその危険度は増します。

容量の大きいリチウムバッテリーとケースがスチール製でないリチウムバッテリーには気を付けてください。
「法令と安全」のページ左にテストレポートがあります。参考にして下さい。

マーチの採用しているリチウムフェライトバッテリー




バッテリー事情2(安全性)
 バッテリーの電圧を上げれば出力が出ます。容量を増やせば航続距離が延びます。
しかし国際安全規格IECにおいてDC60V以上は危険電圧指定とされております。日本国内においてはDC50V以上は危険と言われております。

マーチは安全のためDC48Vにこだわっております。(リチウムはセルの問題よりDC51)


容量に関しましてDC48Vであっても20Aがいかに危険領域であるか電気専門職(秋葉原電気街の方々など)の方にも伺って頂きますとその危険性が解ります。

マーチが20Aにこだわる理由です。

安全のため出入力端子を分けております




バッテリー事情3(寿命)
 皆さん電動バイク(自動車)の購入時に疑問になりますバッテリーの寿命は…?交換時の価格は…?
 これはバッテリーによっても違いますが、鉛バッテリーの場合、弊社の製造元も500回充電と謳っておりましたが実際に500回の充電使用も出来ますが、約300回の時点で30%程度の性能低下が現れます。
マーチではこの回数を限界値としております。
 リチウムに関しましても、2000回充電と囁かれておりますが携帯電話のバッテリーより察して下さい。
(リチウムのテストは充電回数が多いため、マーチでは現在まだデータが出ておりません)



航続距離事情
 電動バイクの2大問題点として最高速度(馬力)と航続距離がございます。
出力に関しましては一般的に1馬力は700W程度とされております。現在の法令上馬力の向上は難しいです。トルクバンドで調整するしかありません。

 航続距離はバッテリー搭載量(A容量)で伸ばせます。
しかしバッテリーを含む総重量が100kgを超える重さでは現実的ではありません。
バイクは傾けて曲がります。タイヤが細く、この重さでは傾けることも難しく、転倒時には起こせない方もございます。




タイヤと航続距離の関係
 基本的にタイヤを細くすると接地面の摩擦抵抗が減り航続距離が延びます。ブレーキ時の制動距離も延びます。安定感も低減します。
 タイヤの外形を大きくしましても航続距離が延びます。その代償として駆動力(トルク)が落ちます。
中国にて自転車と称そうされております車両はタイヤの幅が狭いです。
マーチは全ての車両で3.50を採用




国内事情
 電動バイク事業には多くのベンチャー企業が参画しております。輸入業者も含めると60社近く既存するとも言われております。
その中で何処の車両を選択するかはお客様の自由ではありますが、自称メーカーや車両を選ぶ際には価格や製造メーカーの資質、技術者の有無(自称技術者も存在します)十分注意して下さい。決して安い買い物では御座いません。
電動バイクのバッテリーは鉛、リチウムとも気温に弱いです。バッテリーの適温は25度であります。
一年の40%以上がマイナス気温の地域では適しておりません。(エンジンでも問題は生じますが電動車ほどの低下ではございません)エンジン車のご利用の方が賢明です。
マーチではこの気温問題も解決すべく案(策)はございます。(小さな会社ですので直ぐには全ての試作に取り掛かれません・・・泣)順次試作を制作いたしてまいります。
 試作車両の制作風景




整備事情
 維持して行く上(購入にあたって)一番問題となる点です。
基本高電圧でありますから注意が必要です。
基本的にはタイヤ空気圧、バッテリー交換や電球交換程度の整備なので、個人でも出来るレベルです。100円ショップで入手出来る工具で十分整備出来ます。
既存のバイク店では講習を受けてないので出来ないと言うショップもあります。この様なショップは避けましょう。講習を受けないと触れない技術者は見習いです。ユーザー様と技術的には変わりません。
 
 マーチの車両であれば整備の上で危険な高圧線は判っておりますので、ブレーカーをOFFにする、それらに被膜(断電)を行えば危険は御座いません。
整備前にご連絡を頂ければご指導いたします。